沖縄戦の証言ー松茂良さんー
今日は僕が聞き取り調査をした1人の女性の戦争体験の紹介します^_^
タイトルの「命どぅ宝」これは沖縄の方言で「命は宝物」っていう言葉を方言にしたやつです。
さあてなぜ松茂良さんがこのタイトルをつけたのか?
それは聞き取りをしてるうちにわかっていきました。
単に戦争を生き残って命の大切さを知ったからとかいう軽々しい理由ではありません。その証言をブログの後半に紹介します!。
沖縄戦は「鉄の暴風」と呼ばれるくらい海空陸から
激しい攻撃が行われました。米軍の記録では6月だけで680万発の銃弾を使ったって載るくらい。
松茂良さんの聞き取りの中ですごく印象深かったのが
与座で壕に入っていた時の話
ここからは一部紹介したいと思います😶
「壕の目の前に爆弾が落ちてきてね、その衝撃でクチャの塊が私たちに飛んできたわけよ。私は助かったんだけど......隣にいた嫁さんの赤ちゃんの胸に塊があたってね。
(沈黙)
じゅんちゃん、じゅんちゃんって声をかけてもハッハッハッってしかいわなくて。赤ん坊が苦しんでても自分は見てるだけしかできなくてね。悔しかった。」
この「命どぅ宝」と証言は、自分の夫や子供にでさえも話したことのないことでした。だけど俺には話してくれました。
どうして話したの?って聞くと
「戦争の話なんて真剣に聞いて、受け止めてくれる人でないから」
って言われました。
自分も向き合い初めて真剣に聞いて考えるようになりました。たしかに小中でたくさんの人の話を聞いたけど1個も覚えてないのは無関心だったからと思います。
今は違います!彼女の思いをしっかり受け止めて俺は頑張ります。
証言してくださってありがとうございます😊
最後まで読んでいただきありがとうございます😊😊😊。
沖縄を歩く終了!
「歩く速さで命を見つめる」
第13回沖縄を歩く
無事終了しました👏
沖縄を50km以上歩いて考えたことが1つあります
「私たちは74年前の事実から目を背けてはいけない」っていうことです。
俺は戦争体験者ではないし、100%当時の人と同じ気持ちになって戦争について向き合うことはできない、そういう面で自分は平和な世の中に生まれたんだって感じます。
事実俺は18歳までずっとなぜ過去の戦争について学ぶのか全く意味がわからなかった。
「70年以上の前の戦争についてなぜ今考える必要があるのか?」というのがずっとあってその答えを見つけきれなかったから。
でも大学生になって偉大なる先生の一言にハッとさせられた。
「沖縄戦は現在進行形である。戦争体験者の一人一人の傷が消えぬまでは戦争は終わらない」って言われてハッとした。
「人の痛みを知りなさい」って言われた気がした
痛みを知ることで自分の見方が変わる、自分の価値観が変わる。そう言われた気がした。だから俺は戦争体験者の痛みを知るそれが戦争を学ぶ意義だと思い、沖縄戦に向き合うことを決意した。人の痛みを知り、伝えれる人になるために。
沖縄を歩いてまた1つ自分の考え方が変わった。
今は沢山の体験者の声を多く聞くこと、これが俺にできることだと信じてます。
どうか俺を応援してください。必ず沢山の「声」を伝えれる人になりたい。そのために1人でも多く自分に力を貸して欲しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊